1976年5月17日リリース
Rainbow名義でリリースされたアルバムとしては1枚目
Ritchie Blackmoreにとっては、前年リリースの『Ritchie Blackmore’s Rainbow』から数えて2作目。
前作は、ソロアルバムとしてのレコーディングでバンド”ELF”のメンバーを起用していたが、本作では、ドラマーに Cozy Powel、キーボードに Tony Carey、ベースに Jimmy Bainを迎え、バンドとしてのアルバムとなった。
ギタリストでバンド・リーダーのリッチー・ブラックモアは、以前のラインナップからシンガーのロニー・ジェイムス・ディオだけを残し、ドラマーのコージー・パウエル、ベーシストのジミー・ベイン、キーボーディストのトニー・キャリーを採用して新しいラインナップを完成させた。
ミュンヘンで1ヶ月足らずでレコーディングされたこのアルバムは、ロック・プロデューサー兼エンジニアのマーティン・バーチが監修した。
バンドは当初、アメリカではリッチー・ブラックモアのレインボーと呼ばれていたが、このアルバムでは単にレインボーというタイトルになっている。
1996年、コージー・パウエルがレコード・コレクター誌に語ったところによると、アルバムの大半は1テイクか2テイクで録音され、その後オーバーダブが行われた。
「スターゲイザー』にはミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が参加している。
アルバム収録曲のうち、バンドのライヴ・セットに入ったのは数曲だけだった。
“Stargazer “と “Do You Close Your Eyes “は、1975年末の初アメリカ・ツアーの前に書かれ、1975年と1976年の全公演で演奏された。
“A Light in the Black “は、日本公演で再び演奏されたものの、1976年のツアーでは早々に演奏されなくなった。
「Starstruck」は短縮された形で演奏され、通常は「Man on the Silver Mountain」の一部として演奏された。
メンバー
Gt. Ritchie Blackmore – リッチー・ブラックモア
Vo. ロニー・ジェイムス・ディオ – Ronnie James Dio
Dr. Cozy Powel – コージー・パウエル
Bs. Jimmy Bain – ジミー・ベイン
Kb. Tony Carey – トニー・カレイ
収録曲
- Tarot Woman – タロット・ウーマン
- Run With The Wolf – ラン・ウィズ・ザ・ウルフ
- Starstruck – スターストラック
- Do You Close Your Eyes – ドゥ・ユー・クローズ・ユア・アイズ
- Stargazer – スターゲイザー
- Light In The Black – ア・ライト・イン・ザ・ブラック
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