スウェーデンのロック・バンドGHOST(ゴースト)の楽曲「Mary On A Cross」が、Spotifyでの累計再生回数10億回を突破した。
この大きな節目を記念して、バンドは2026年11月、同曲のアニメーション・ミュージックビデオの制作過程を振り返る映像を公開。監督を務めたSean Donnellyが、ストーリーボードや制作時の資料を交えながら、映像が完成するまでの舞台裏を紹介している。
「Mary On A Cross」は、Spotifyで再生回数10億回を達成した楽曲が名を連ねる「Billions Club」に加わった。ヘヴィメタル/ハードロック系アーティストの楽曲としても、注目すべき記録となる。
2019年のB面曲が世界的ヒットへ
「Mary On A Cross」は、2019年9月13日にリリースされた2曲入りシングル『Seven Inches of Satanic Panic』に収録された楽曲。当初はA面の「Kiss The Go-Goat」に対するB面曲という位置づけで、リリース直後から大きなヒットを記録したわけではなかった。
しかし、2022年にTikTokを中心に楽曲が拡散。スローダウンとリバーブを加えたファン制作の音源が注目を集め、世界中のリスナーに知られるようになった。
その後、GHOSTも公式にスローダウン/リバーブ・バージョンをリリースするなど、予想外の形で楽曲の人気が拡大。オリジナル音源も再生数を伸ばし続け、今回のSpotify再生回数10億回突破へとつながった。
アニメーション・ミュージックビデオの制作舞台裏を公開
今回公開された記念映像では、「Mary On A Cross」のアニメーション・ミュージックビデオを手がけたSean Donnelly監督が登場。ストーリーボードや制作時の映像資料を紹介しながら、作品がどのように作られたのかを解説している。
このアニメーション・ミュージックビデオは、GHOSTの映画作品『Rite Here Rite Now』に関連して2024年に公開されたもの。バンドが持つ独特の世界観をアニメーションで表現した映像作品として、楽曲の新たな魅力を引き出している。
GHOSTの代表曲へと成長した「Mary On A Cross」
GHOSTは、フロントマンのTobias Forge(トビアス・フォージ)を中心に、独自のキャラクター設定や宗教的なイメージを取り入れたステージ演出で知られるバンドだ。
「Mary On A Cross」は、そうしたGHOSTならではの世界観と、親しみやすいメロディを併せ持つ楽曲。リリースから数年を経てSNSをきっかけに再評価され、現在ではバンドを代表する人気曲のひとつとなっている。
アルバムの収録曲やシングルのB面曲が、時代を経てSNSを通じて世界的なヒットへと成長する。今回の10億回突破は、音楽の聴かれ方が大きく変化した現代を象徴する出来事ともいえる。
2019年のリリースから約7年。GHOSTの「Mary On A Cross」は、SpotifyのBillions Club入りという新たな記録を打ち立てた。
関連リンク:
- GHOST公式サイト:https://ghost-official.com/
- Spotify:https://open.spotify.com/track/2wBnZdVWa5jVpvYRfGU7rP


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