Billy Joel『Piano Man』(ピアノ・マン)

アルバム

1973年11月9日リリース(米国)

Billy Joelが1973年に発表した2作目のスタジオ・アルバム『Piano Man』。タイトル曲「Piano Man」によって、シンガーソングライターとしてのBilly Joelの名を広く知らしめた重要作だ。

ピアノを中心としたメロディーに、ロックやフォーク、カントリーの要素を取り入れた楽曲が並ぶ。日常の情景や人々の人生を描く歌詞も特徴であり、後のBilly Joelの音楽スタイルにつながる個性がすでに表れている。

シンガーソングライターとしての転機

前作『Cold Spring Harbor』のリリース後、Billy Joelはレコード契約をめぐる問題などに直面し、活動の拠点をロサンゼルスへ移した。

そこで制作された本作は、ピアノを軸にした歌心あふれる楽曲と、物語性のある歌詞が特徴となっている。

プロデューサーはMichael Stewart。レコーディングはロサンゼルスのDevonshire Soundで行われ、Larry CarltonやRon Tuttなど、実力派のスタジオ・ミュージシャンが参加した。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]ピアノ・マン(Blu-spec CD2) [ ビリー・ジョエル ]
価格:1,685円(税込、送料無料) (2026/11/8時点) 楽天で購入

ソングライターとして大きな注目を集めることになった『Piano Man』

Billy Joelの代表曲として世界中で知られる楽曲。ピアノ弾き語りを中心に、ハーモニカやバンド演奏が加わる親しみやすいサウンドが特徴だ。

歌詞は、ピアノ・バーで働いていたBilly Joel自身の経験をもとに、店を訪れる人々の姿を描いたもの。夢や孤独、日常への思いを抱えた人々が集まる酒場の情景が、物語のように展開されていく。

この曲の成功によって、Billy Joelはソングライターとして大きな注目を集めることになった。

収録曲

Side A

  1. Travelin’ Prayer
  2. Piano Man
  3. Ain’t No Crime
  4. You’re My Home
  5. The Ballad of Billy the Kid

Side B

  1. Worse Comes to Worst
  2. Stop in Nevada
  3. If I Only Had the Words (To Tell You)
  4. Somewhere Along the Line
  5. Captain Jack

参加ミュージシャン

  • Billy Joel:ボーカル、ピアノ、キーボード、ハーモニカ
  • Larry Carlton:ギター
  • Richard Bennett:ギター
  • Dean Parks:ギター
  • Wilton Felder:ベース
  • Emory Gordy Jr.:ベース
  • Ron Tutt:ドラム
  • Rhys Clark:ドラム
  • Eric Weissberg:バンジョー
  • Fred Heilbrun:バンジョー
  • Billy Armstrong:ヴァイオリン
  • Michael Omartian:アコーディオン
  • Laura Creamer:バック・ボーカル
  • Mark Creamer:バック・ボーカル
  • Susan Steward:バック・ボーカル

制作クレジット

  • プロデュース:Michael Stewart
  • アレンジ:Michael Omartian、Jimmie Haskell
  • レコーディング・エンジニア:Ron Malo
  • レコーディング:Devonshire Sound(ロサンゼルス)
  • レーベル:Family Productions/Columbia Records

Billy Joelの原点を示す代表作

『Piano Man』は、Billy Joelがシンガーソングライターとして大きく飛躍するきっかけとなった作品である。

タイトル曲の物語性豊かな歌詞と親しみやすいメロディーは、彼の音楽を象徴する存在となった。ピアノを中心にしたロック・サウンドと、人間味あふれる楽曲の魅力が詰まった、キャリア初期を代表する一枚だ。

タイトルとURLをコピーしました