ナイン・インチ・ネイルズとガンズ・アンド・ローゼズで活躍したロビン・フィンク誕生 1971年11月7日

ロック史この日

1971年11月7日、アメリカに、後にNine Inch Nails(ナイン・インチ・ネイルズ)とGuns N’ Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)の両方で活躍するギタリスト、ロビン・フィンク(Robin Finck)が誕生した。

ロビン・フィンクは、オルタナティヴ・ロックやインダストリアル・ミュージックを背景に持つギタリストだ。独特の音響表現やノイズを取り入れたプレイから、ハードロックのダイナミックなステージまで、異なる音楽性の中で存在感を発揮してきた。

1990年代初頭、トレント・レズナーが率いるNine Inch Nailsのツアー・メンバーに参加。1994年のツアーからギタリストとして活動し、インダストリアル・ロックの激しいサウンドとステージ・パフォーマンスを支えた。

Nine Inch Nailsは、電子音楽やノイズ、ヘヴィなギターを融合させた独自の音楽性で、90年代オルタナティヴ・ロック・シーンに大きな影響を与えた。フィンクのギターは、その攻撃的で実験的なサウンドをライブで再現するうえで重要な役割を担った。

1997年には、アクセル・ローズ率いるGuns N’ Rosesに加入。スラッシュ脱退後の新体制に加わり、長い制作期間を経て発表されたアルバム『Chinese Democracy』にも参加した。

Guns N’ Rosesは、ブルースを基盤としたハードロックや華やかなギターソロを特徴とするバンド。一方のNine Inch Nailsは、電子音やノイズ、緻密な音響構成を重視するインダストリアル・ロックの代表的存在である。フィンクは、この対照的な2つのバンドで活動したことで、幅広い音楽性を持つギタリストとして知られるようになった。

Guns N’ Rosesでは、1999年に発表された映画『エンド・オブ・デイズ』のサウンドトラック収録曲「Oh My God」にも参加。長く制作が続いていた『Chinese Democracy』では、ギターだけでなく楽曲制作にも関わり、2008年のアルバム完成に貢献した。

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2008年にはGuns N’ Rosesを離れ、再びNine Inch Nailsの活動に加わった。トレント・レズナーの音楽的な方向性に寄り添いながら、ライブでの表現を支え、2000年代後半のバンド活動に参加している。

2013年にはNine Inch Nailsのツアー・ラインナップに復帰。その後もバンドのライブ活動に参加し、独特のギタープレイとステージ上の存在感を発揮してきた。

2016年にはGuns N’ Rosesの「Not in This Lifetime… Tour」にも参加。スラッシュとダフ・マッケイガンが復帰した編成の中で再びステージに立ち、過去のバンド活動とのつながりを示した。

ロビン・フィンクのキャリアは、単に複数の有名バンドに在籍したというだけではない。インダストリアル・ロックとハードロックという異なる音楽世界を行き来し、それぞれのサウンドに自分のギターを溶け込ませてきた点に大きな特徴がある。

Nine Inch Nailsで活動した時代の『The Perfect Drug』

1997年に発表されたNine Inch Nailsの楽曲で、映画『ロスト・ハイウェイ』のサウンドトラックにも収録された。複雑なリズムと電子音、鋭いギターが交錯するインダストリアル・ロック・ナンバー。ロビン・フィンクがNine Inch Nailsで活動した時代の音楽性を知るうえで、印象的な一曲だ。

YouTube検索:Nine Inch Nails – The Perfect Drug

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