1986年11月8日、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のレセダにあるCountry Clubで、メタリカが新ベーシスト、ジェイソン・ニューステッドを迎えて初めてのライブを行った。
この公演は、メタリカにとって大きな転換点となるステージだった。
1986年9月27日、スウェーデンでのツアー中にバス事故が発生し、ベーシストのクリフ・バートンが24歳で亡くなった。バンドは活動の継続を決断し、新たなベーシストを探すことになる。
オーディションには多くのミュージシャンが参加。その中から選ばれたのが、フロットサム・アンド・ジェットサムで活動していたジェイソン・ニューステッドだった。
彼はクリフの後任としてメタリカに加入。ジェイムズ・ヘットフィールド、ラーズ・ウルリッヒ、カーク・ハメットとともに、新たなラインナップを形成した。
11月8日の公演は、メタリカの公式ツアー記録にも残るCountry Clubでのステージ。Metal Churchの出演もあったこの公演は、ジェイソンにとってメタリカの一員として立つ最初のライブとなった。
当時のセットリストには「Battery」「Master of Puppets」「For Whom the Bell Tolls」「Welcome Home (Sanitarium)」「Ride the Lightning」などが並んだ。さらに「Whiplash」「Seek & Destroy」「Creeping Death」といった初期の代表曲も演奏され、アンコールでは「The Four Horsemen」「Fade to Black」「Damage, Inc.」「Fight Fire with Fire」などが披露された。
クリフ・バートンの死という大きな悲劇を経験したバンドにとって、この公演は単なる新メンバーのお披露目ではなかった。クリフが残した音楽と精神を受け継ぎながら、メタリカが再び前へ進むための重要な一歩だった。
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ジェイソンはその後、約15年間にわたってメタリカのベーシストを務める。『…And Justice for All』(1988年)、『Metallica』(1991年)、『Load』(1996年)、『Reload』(1997年)などの作品に参加し、バンドの世界的な成功を支えた。
1986年11月8日のCountry Club公演は、クリフ・バートンの時代からジェイソン・ニューステッドの時代へと移り変わる、メタリカの歴史における重要な節目として記憶されている。
代表曲 Battery
1986年発表のアルバム『Master of Puppets』の冒頭を飾る楽曲。静かなアコースティック・ギターから一転して、猛烈なスピードのリフへと展開する構成が印象的だ。ジェイソン加入後の初ライブでも演奏され、新体制のメタリカが持つ攻撃性と演奏力を示す一曲となった。
YouTube検索:Metallica – Battery



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