ヘヴィメタルの歴史に刻まれた、Ozzy OsbourneとBlack Sabbathの最後のステージが映像・音源作品として登場する。2025年7月5日、英国バーミンガムのヴィラ・パークで開催された伝説的なコンサートを収録した『Back To The Beginning』が、2026年12月11日に世界各国で発売される。日本では、伊藤政則による解説や日本語字幕を収録した日本限定盤も登場。ヘヴィメタルの原点と、その偉大な歴史を改めて振り返る貴重な作品となりそうだ。
Ozzy Osbourne、最後のステージを記録した歴史的作品
2025年7月5日、英国バーミンガムのヴィラ・パークで開催された「Back To The Beginning」。
この日は、Ozzy Osbourneがソロ・アーティストとして最後のステージに立ち、さらにBlack Sabbathのオリジナル・ラインナップが再び集結した、ロック史に残る特別な一日となった。
Ozzy Osbourne、Tony Iommi、Geezer Butler、Bill Ward。ヘヴィメタルの礎を築いた4人が同じステージに立ち、Black Sabbathとして演奏する姿は、長年彼らを追い続けてきたファンにとって、まさに忘れられない光景だったはずだ。
Ozzyは、この公演からわずか17日後の2025年7月22日に76歳で亡くなった。
そのため、このステージは結果として、彼がファンに届けた最後のパフォーマンスとなった。今回の作品には、そんな歴史的な一夜の記録が収められている。
単なるライブ映像ではない。ヘヴィメタルの歴史を切り開いたアーティストが、故郷バーミンガムでファンに別れを告げた、その瞬間を記録した作品なのだ。
Black Sabbathの名曲とOzzyのソロ代表曲がよみがえる
本作には、Ozzy Osbourneのソロ・ステージとBlack Sabbathのパフォーマンスを収録。
Ozzyのソロ・セットでは、「I Don’t Know」「Mr. Crowley」「Suicide Solution」「Mama, I’m Coming Home」「Crazy Train」などを披露。
Black Sabbathとしては、「War Pigs」「N.I.B.」「Iron Man」「Paranoid」といった、ヘヴィメタルの歴史を語るうえで欠かせない名曲が並ぶ。
「War Pigs」の重厚なリフ、「Iron Man」の印象的なギター・サウンド、そして「Paranoid」の疾走感。これらの楽曲が生まれた時代を知るファンにとっては、オリジナル・メンバーによる最後の演奏を映像と音源で残せること自体に、大きな意味があるだろう。
一方、Black Sabbathの音楽を後追いで知った世代にとっても、彼らがヘヴィメタルの原点としてどれほど大きな存在だったのかを、ライブ・パフォーマンスを通して体感できる機会となる。
価格:4,480円(税込、送料別) (2026/10/30時点) |
豪華アーティストが集結したトリビュート・イベント
「Back To The Beginning」は、Ozzy OsbourneとBlack Sabbathの演奏だけでなく、彼らの音楽に影響を受けたアーティストたちが集結した一大イベントでもあった。
当日は、Metallica、Guns N’ Roses、Toolなど、ロック/メタル界を代表するアーティストたちが参加。世代を超えて受け継がれてきたOzzyとBlack Sabbathの影響力を、改めて示すイベントとなった。
長年にわたりヘヴィメタルの第一線を走り続けてきた彼らの音楽は、後続のアーティストにどのような影響を与えたのか。
このイベントの価値は、単に大物アーティストが集まったことだけではない。ヘヴィメタルの歴史を築いた先駆者と、その音楽を受け継いだ世代が一堂に会したことにある。
なお、今回12月11日に発売される通常の映像・音源作品では、OzzyとBlack Sabbathのステージを中心に、舞台裏映像やドキュメンタリーなども楽しめる。
価格:8,856円(税込、送料別) (2026/10/30時点) |
日本限定盤は伊藤政則の解説付き! 日本語字幕も収録
日本のファンにとって注目したいのが、2026年12月11日に発売される日本限定盤だ。
商品名は『バック・トゥ・ザ・ビギニング[日本限定盤]』。HD Blu-ray、4K UHD Blu-ray、CDを組み合わせた3枚組仕様で、税込価格は11,000円となる。
日本限定盤には、ヘヴィメタル評論家・伊藤政則による解説が付属。Blu-rayには日本語字幕が収録され、CDはSHM-CD仕様となる。
映像作品では、コンサート本編に加え、Jack Blackによる「Mr. Crowley」のパフォーマンス映像や、Fred Durstによる「Changes」の映像、舞台裏の記録、アーティストたちからのビデオ・トリビュート、バーミンガムの音楽史をたどるドキュメンタリー『Sounds of Birmingham』なども収録される。
また、音声はDolby 2.0、Dolby 5.1、Dolby Atmosに対応。作品を通して、歴史的なステージの臨場感を味わえる仕様となっている。
なお、LP盤などを含む輸入盤も発売予定。アナログ盤でライブ音源を楽しみたいファンは、輸入盤の仕様もチェックしておきたい。
「Mr. Crowley」のライブ映像も先行公開
今回の発売に合わせ、Ozzy Osbourneの代表曲「Mr. Crowley」のライブ映像と音源も先行公開されている。
壮大なキーボードのイントロから始まり、印象的なギター・ソロへと展開するこの曲は、Ozzyのソロ・キャリアを代表する名曲のひとつ。
ライブでのOzzyの歌声とバンドの演奏を改めて味わえる映像は、今回の作品への期待をさらに高めてくれる。
長年のファンはもちろん、Ozzyの音楽をこれから深く知りたいというリスナーにも、ぜひチェックしてほしい。
発売情報
Ozzy Osbourne & Black Sabbath
『Back To The Beginning』
- 発売日: 2026年12月11日(金)
- 収録内容: Ozzy Osbourneのソロ・パフォーマンス、Black Sabbathのオリジナル・ラインナップによるパフォーマンスほか
- 映像・音源フォーマット: 4K Ultra HD Blu-ray、Blu-ray、CD、LP、デジタルなど
- 日本限定盤: HD Blu-ray+4K UHD Blu-ray+CD
- 日本限定盤価格: 11,000円(税込)
- 日本限定盤の特典: 伊藤政則による解説、日本語字幕、SHM-CD仕様
▼ 公式情報・商品詳細
ユニバーサル ミュージック ジャパン
https://www.universal-music.co.jp/black-sabbath/news/2026-10-29/
ヘヴィメタルの歴史を築いた男たちの姿を、いつまでも
Black Sabbathが登場した1970年代初頭、彼らの生み出した重厚なリフと暗く力強いサウンドは、ロックの新たな可能性を切り開いた。
そしてOzzy Osbourneは、Black Sabbathでの活動に加え、ソロ・アーティストとしても数々の名曲を生み出し、長年にわたって世界中のファンを魅了してきた。
その音楽は、時代が変わっても色あせることなく、今なお多くのアーティストやリスナーに影響を与え続けている。
今回発売される『Back To The Beginning』は、そんな彼らの歩みを振り返るうえで、特別な意味を持つ作品となるだろう。
最後のステージで鳴り響いたギター、ベース、ドラム、そしてOzzyの歌声。そこに刻まれたのは、ひとつのバンドの歴史だけではない。ヘヴィメタルという音楽が歩んできた歴史そのものだ。
あの日、バーミンガムで鳴り響いた音は、これからもロックファンの心の中で生き続ける。



コメント