アメリカン・ハードロックを代表するバンド、Skid Row(スキッド・ロウ)が、新たなリード・ボーカリストとしてJustin Sargent(ジャスティン・サージェント)を迎えたことを発表した。
新体制のお披露目として公開されたのは、The Whoの名曲「Won’t Get Fooled Again」のカバー。バンドの新たな歌声を披露するだけでなく、今後の活動に向けた決意を示す作品となっている。
1980年代後半から1990年代初頭にかけて、ハードロック・シーンで大きな存在感を放ったSkid Row。結成40周年を迎える節目に、新たなフロントマンとともに再始動する。
新ボーカリストはニュージャージー出身のJustin Sargent
Justin Sargentは、アメリカ・ニュージャージー州出身のシンガー兼俳優。ブロードウェイ・ミュージカルへの出演経験も持つ。
バンドは新ボーカリストを探すため、世界規模で候補者を募り、オーディションを実施。楽器販売大手Sweetwaterとの協力による募集も行っていた。
その過程で注目されたのがSargentだった。歌唱力に加え、ステージ上での存在感やバンドとの相性が評価され、数か月にわたる話し合いやリハーサルを経て正式加入が決定したという。
ギタリストのDave “Snake” SaboやベーシストのRachel Bolanも、Sargentの歌唱力とバンドへの自然な溶け込み方を高く評価している。
新たなボーカリストを迎えたSkid Rowが、どのように往年の名曲を歌い継いでいくのか。ファンにとって大きな注目点となりそうだ。
The Whoの名曲「Won’t Get Fooled Again」をカバー
新体制で最初に発表された楽曲は、The Whoが1971年に発表した「Won’t Get Fooled Again」。
ロック史に残る壮大な楽曲を、Skid Rowらしい力強いハードロック・サウンドで再構築した。
このカバーは、新ボーカリストSargentの実力を紹介すると同時に、バンドがこれから進もうとする方向性を示すものでもある。
プロデュースとレコーディングを担当したのは、Nick Raskulinecz。2022年のアルバム『The Gang’s All Here』でもSkid Rowと仕事をしたプロデューサーであり、今回の新曲で再びタッグを組んだ。
公開されたミュージックビデオでは、新体制の演奏とメンバー間の一体感を確認できる。The Whoへの敬意を込めながら、自分たちのロックンロールとして表現した意欲的なカバーだ。
約2年半の空白を経て、ライブ活動再開へ
Skid Rowは2024年3月、当時のボーカリストだったErik Grönwallの脱退を発表。その後の公演では、HalestormのLzzy Haleをゲスト・ボーカリストに迎えて活動したが、同年6月以降はライブ活動が途絶えていた。
今回の新ボーカリスト発表に合わせ、バンドは2027年の公演日程も発表。新体制で再びステージに立つ準備を進めている。
Skid Rowには、Sebastian Bach在籍時代に生まれた「Youth Gone Wild」「18 and Life」「I Remember You」など、今なお愛される名曲が数多くある。新たなボーカリストがこれらの楽曲をどのように表現するのかも、今後のライブの見どころになるだろう。
結成40周年という節目に発表された新体制と新曲。Skid Rowの次なる章が、いよいよ動き始めた。
代表曲
Skid Row「Won’t Get Fooled Again」Official Music Video
関連作品
『The Gang’s All Here』
2022年に発表されたSkid Rowのスタジオ・アルバム。新ボーカリストを迎える以前のバンドの姿を知るうえでも重要な作品であり、今回の新曲を手掛けたNick Raskulineczがプロデュースを担当している。
新体制のサウンドと聴き比べながら、Skid Rowが受け継いできたハードロックの魅力を改めて味わってほしい。
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