1973年11月3日、アメリカ・アイオワ州デモインに、後にSlipknot(スリップノット)のギタリストとして世界的な知名度を得るミック・トムソン(Mick Thomson)が誕生した。
本名はミックエル・ゴードン・トムソン。ステージでは「#7」の番号を背負い、Slipknotの重厚で攻撃的なサウンドを支えてきたギタリストである。
Slipknotへの加入と独自のサウンド
トムソンは地元デモインで活動していたデスメタル・バンド、Body Pitなどを経て、1996年にSlipknotへ加入。バンドのギタリストとして、ジェームズ・ルートとともにツイン・ギター体制を築いていく。
Slipknotは、複数のパーカッションやサンプラーを取り入れた異形の編成、激しいリズム、強烈なビジュアルによって、1990年代末のヘヴィメタル・シーンに大きな衝撃を与えた。
1999年のセルフタイトル・アルバム『Slipknot』、そして2001年の『Iowa』は、バンドの攻撃性と独自性を世界に知らしめた重要作だ。トムソンの刻む鋭く重いリフは、そのサウンドの根幹を担っている。
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「#7」のマスクとギタリストとしての存在感
Slipknotのメンバーは、それぞれ異なるマスクと番号を持つことで知られる。トムソンの番号は「#7」。金属的な質感を思わせるマスクと、寡黙でストイックな佇まいも、彼の存在を印象づけてきた。
演奏面では、重低音を生かしたリフだけでなく、速いパッセージやテクニカルなフレーズもこなす。バンドの混沌とした音像の中で、楽曲の骨格を作り上げる重要な役割を果たしている。
Slipknotはメンバーの変遷を経験しながらも活動を続け、トムソンは長年にわたってバンドを支える中心メンバーの一人であり続けている。
激烈なサウンドと強烈なビジュアルでヘヴィメタルの可能性を押し広げたSlipknot。その音楽をギターで支えてきたミック・トムソンは、現代メタルを語るうえで欠かせない存在だ。
代表曲 Psychosocial
2008年発表のアルバム『All Hope Is Gone』に収録された代表曲。重厚なギターリフと切れ味のあるリズム、印象的なサビが一体となった、Slipknotを代表する楽曲の一つである。
関連作品
- 『Slipknot』(1999年)
- 『Iowa』(2001年)
- 『Vol. 3: (The Subliminal Verses)』(2004年)
- 『All Hope Is Gone』(2008年)



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